2025年9月13日放送の「人生の楽園」は、長野県松本市奈川。かつて林業で栄えたこの地に、今も人々を惹きつける小さなパン屋さんがあります。廃業した製材所の材木を燃料に、姉妹が焼き上げる薪窯パン。父の思い出と地域の温もりが詰まった「製材所のパン屋」の物語をご紹介します。本記事では、姉妹が父との思い出と地域の絆を込めた地元食材を使った創作パンの人気の秘密とアクセス情報や店舗詳細もご紹介します。
林業の町・奈川に残された❝材木❞の記憶
奈川はかつて林業が盛んだった地域。向井家の父・清さんが営んでいた製材所も、時代の流れとともに2015年に廃業。敷地には大量の材木が残されていました。
姉妹が再生させた父の製材所

薪窯パン誕生のきっかけ
向井亜紀子さん(57歳)と妹の圭子さん(55歳)は、父の残した材木を「食の命を生み出す燃料」として再活用することを決意。かつてペンションで焼いていた自家製パンの記憶を頼りに、薪窯パン屋を始めました。
手作りの石窯と台所から始まったパン屋
2021年、実家の台所を工房に改装し、納戸に石窯を手作り。玄関を販売スペースに変え、「製材所のパン屋」が誕生しました。亜紀子さんが薪窯でパンを焼き、圭子さんがパンの開発と仕込みを担当しています。
地域とつながる「製材所のパン屋」

地元食材を活かした創作パン
店頭には約50種類のパンが並びます。信州産のリンゴ、季節の野菜、エゴマなどを使った創作パンは、圭子さんのこだわりが詰まった逸品。素材の味を活かし、見た目にも美しいパンが並びます。
山間の暮らしに灯るパン屋の存在
スーパーまで車で30分以上かかるこの地に、パン屋があることは地域の人々にとって大きな喜び。営業日には多くの人が訪れ、父・清さんを知る人々も「きっと喜んでいる」と語ります。
店舗情報
- 店名:製材所のパン屋
- 所在地:長野県松本市奈川3904-1
- 電話番号:0263-79-2212(当店経営母体の「向井開発有限会社」と番号を共有しております。)
- 営業日:金・土・日
- 営業時間:9:30~18:00(売り切れ次第終了)
- 駐車場:あり(数台分)
- 公式サイト:製材所のパン屋
- SNS
Instagram:seizaisyono
Threads:製材所のパン屋
Instagram:usagidaisukimikku
Threads:向井圭子
アクセス情報
アクセス:松本市街から車で約1時間/奈川渡ダム近く
※公共交通機関の便が少ないため、車での来訪がおすすめです。
まとめ|木材がつなぐ命と記憶
「製材所のパン屋」は、ただのパン屋ではありません。父の残した材木を命の燃料に変え、姉妹が紡ぐ記憶と地域の絆が詰まった場所です。自然豊かな奈川の高原で、薪窯の香ばしいパンを味わいながら、木と人の物語に触れてみませんか。


