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人生の楽園 【京都府宮津市】古民家おにぎりカフェ「musubi(むすび)」ーー地域と人を結ぶ、小さな結び目の物語

ご紹介

2025年7月12日の「人生の楽園」では、京都府宮津市・上宮津地区でおにぎりをきっかけに、人と人、地域と暮らしを❝結ぶ❞場として静かな人気を集めている築100年の古民家を活用した小さなカフェ「おにぎりとおやつ musubi」をご紹介します。大阪からの移住者ご夫婦が、地域の温かさと地元食材に感動し開業したこの店には、「恩返し」と「想い」が詰まっています。本記事では、その背景にあるストーリーとmusubiの魅力、アクセス情報までを丁寧にご紹介します。

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福島での気づき、宮津での暮らしーー地域との❝ご縁❞が生まれるまで

出典:musubi公式LINEより

俊介さんが震災後の福島県へ転勤した際、目の当たりにしたのは、地域が抱える人手不足や高齢化といった課題。その経験をきっかけに「地域振興に関わる仕事がしたい」と考えるようになったと言います。飲食業で経験を積んできた妻・亜由美さんも、幼い頃に祖父母の家で過ごした❝田舎暮らし❞への憧れがあり、2人の思いは自然と重なって行きました。

そして選んだのが、京都府宮津市の「地域おこし協力隊」。移住後すぐに、上宮津の人々の温かさに触れ、玄関先の野菜や、気づけば終わっている雪かきなど、その土地の❝やさしさ❞が2人の心を強く動かしました。

一粒のお米から広がった、musubiのはじまり

カフェ開業のきっかけは、稲刈りのお手伝い。汗を流して収穫した上宮津のお米を一口食べたとき、「えっ、なにこれ…!」と驚くほどのおいしさに出会いました。お米本来の甘みと粘り、食感ーーその味に惚れ込み、「このお米をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いが結実し、2020年2月、「おにぎりとおやつ musubi」が誕生しました。店名の「musubi」には、「おむすび」と「人や想いを結ぶ」ふたつの意味が込められています。

musubiのランチーー旬菜×おにぎりで、心と体にやさしい時間を

出典:musubi公式インスタより

musubiの看板ランチは「選べるおむすびと旬菜のせいろ蒸し」。
塩・梅・鮭・玄米の中から2種類選べるおむすびは、地元米をふっくら丁寧に握ったもの。せいろには、その季節に収穫された野菜や魚が10品以上並び、目にも身体にも優しい構成です。

・素材のほとんどを上宮津エリアで調達
・季節の移ろいを感じられるメニュー設計
・手作りのおやつや季節限定ドリンクも人気

❝豪華❞ではないけれど、❝豊か❞であるーーそんな心満たすランチタイムを提供しています。

「食」で完結しない、❝暮らしごと❞としての地域との関係づくり

musubiがユニークなのは、カフェでの活動だけに留まらない点です。俊介さんは移住体験施設の運営や農業イベントの企画、地域課題の発信などにも関わり、移住希望者の案内や❝第二のふるさと❞づくりにも携わっています。

❝食べる場❞だけではなく、❝関わる場❞としてのカフェ。musubiは、地域との新しい関係性を築くための❝交差点❞として、今日も穏やかにその扉を開いています。

店舗情報|おにぎりとおやつ musubi(むすび)

店名:おにぎりとおやつ musubi(むすび)
所在地:京都府宮津市喜多1125
営業時間:月~金 11:30-15:00(lo.14:30)※完全予約制(ご予約は公式LINEからお願いします)
※※イベント出店などでお休みが変則的になる場合がございます。
主なメニュー:選べるおむすびセット、旬菜せいろ蒸し、手作りおやつ、季節限定メニューなど
建物:築100年の古民家を改装/温もりのある和空間
公式サイト:musubi
Instagram:musubi-miyazu
facebook:musubi
公式LINE:おにぎりとおやつ musubi

アクセス情報

・車でのアクセス:
 京都縦貫自動車道「与謝天橋立IC」から約20分。道中は自然が豊かでドライブにも最適。
・公共交通機関:
 京都丹後鉄道「宮津駅」下車後、バスまたはタクシーで約15分。
 駅前からのレンタカー利用もおすすめです。
・備考:
 駐車スペースは限られているため、混雑時は乗り合わせ推奨。
 初めての訪問時はSNSで営業日と地図を確認の上、来店をお願いします。

まとめ:musubiが結んだのは、人・地域・そして未来への希望

musubiは、❝ただのおにぎり屋さん❞ではありません。そこには、震災後の気づきから始まり、自然と人に導かれるようにしてつながった、誠実であたたかな物語があります。ご夫婦の想いと、地域との信頼が結ばれたこの場所は、日々の食事を特別なひとときに変えてくれます。

観光で訪れる人にも、移住を考える人にもーーmusubiは、きっと「また帰りたくなる居場所」になるはずです。

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