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人生の楽園 【岩手・大船渡市】震災から15年、笑顔を届ける一杯を。大船渡『休み処 かわ喜』が紡ぐ三陸ふるさとの味

ご紹介

2026年5月30日放送の「人生の楽園」は、岩手県大船渡市の高台にある、海を望む小さなラーメン店『休み処 かわ喜』が舞台。店主は、釜石市出身の白川里奈さん(48歳)。東日本大震災から15年、故郷を元気にしたいという強い思いを胸に、家族とともに東京からUターンし、2023年に店をオープンしました。父が作り続けてきた伝統の釜石ラーメン、三陸の恵みをたっぷり使った磯ラーメン。そこは、震災を乗り越えた家族の絆と、地域への深い愛情が込められています。

本記事では、里奈さんがラーメン店を始めるまでの道のり、店に込めた思い、そして地域の人々との温かな交流と店舗情報、アクセス情報等を詳しくご紹介します。

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東京での生活から一転。震災が揺さぶった「故郷への思い」

白川里奈さんは、釜石市で3人兄妹の末っ子として育ちました。高校卒業後は東京の専門学校へ進学し、広告やパッケージデザインの仕事に就きます。

20歳で北海道出身の辰也さんと出会い、25歳で結婚。夫婦共働きで東京生活を楽しみながら、2人の子どもにも恵まれました。

しかし、2011年の東日本大震災が里奈さんの心を大きく揺さぶります。

実家は製麺所を営んでおり、幸い家族は無事。工場に残った麺で炊き出しを行い、地域の人々を支えたといいます。

「自分も故郷の力になりたい」

そう思いながらも、東京での子育てに追われ、できることは限られていました。それでも帰省のたびに復興していく故郷の姿を見守り続けます。

❝何もない❞という地元の声が背中を押した。空き家との運命的な出会い

ある日、地元の住民がつぶやいた言葉が里奈さんの胸に刺さります。

「震災前にあった店も、ほとんど無くなってしまい、何もない…」

その瞬間、里奈さんの中で何かが動きました。

「震災直後に両親が炊き出しをしたように、実家の麺を使って自分にもできることがあるのではないか。みんなを笑顔にしたい」

そんな思いを抱き始めた頃、家族で訪れた大船渡市で、かつて食堂だったという空き家を見つけます。高台に建ち、海を見渡せるその場所に、里奈さんは直感しました。

「ここだ。ここで店を始めよう」

夫の辰也さんも「やりたいことをした方がいい。子どもたちにとっても良い環境だ」と背中を押してくれました。

家族の力を借りて開店。『休み処 かわ喜』が目指す❝ふるさとの味❞

2023年8月、里奈さんは子どもたちとともに岩手へUターン。
両親の協力を得て、同年12月に『休み処 かわ喜』をオープンしました。
店は、里奈さんと父・實さんの二人三脚で切り盛りしています。

  • 人気メニュー①:昔ながらの釜石ラーメン
    父・實さんが、かつて麺の実演販売のために研究を重ねて作り上げたスープ。
    あっさりとした醤油味で、どこか懐かしく、心に染みる一杯です。
  • 人気メニュー②:崎浜磯ラーメン
    里奈さんが三陸の漁師から仕入れる新鮮な魚介をたっぷり使用。
    海の香りがふわりと広がり、観光客にも地元の人にも愛されています。

東京で働く夫・辰也さんも、連休には岩手に戻り店を手伝います。

「いずれは夫婦で店を切り盛りしたい」

それが家族の新たな目標です。

震災を越えてつながる絆。仲間と地域が支える❝第二のふるさとづくり❞

店には、震災後に帰郷した仲間たちや、地元の住民が足繁く通います。

「ここに来ると元気が出る」
「この味が好きなんだ」

そんな声が、里奈さんの励みになっています。
ラーメンを通して生まれる交流は、震災を乗り越えた地域の絆そのもの。

『休み処 かわ喜』は、ただの食堂ではなく、誰もがほっと一息つける❝心の休み処❞として愛され始めています。

店舗情報

  • 店名:休み処 かわ喜
  • 住所:岩手県大船渡市三陸町越喜来浪板94-7
  • 電話:0192-22-8835
  • 営業日:木・金・土・日
  • 営業時間:11時~14時半(LO)
  • 定休日:月・火・水
    ※臨時営業や休業等はSNSにてお知らせいたします。
  • Instagram休み処 かわ喜
  • Facebook休み処 かわ喜

アクセス情報

  • 最寄り駅:JR大船渡駅(BRT)大船渡駅
  • アクセス:駅から車で約10分、高台の住宅地近く
  • 駐車場:あり(台数は要確認)
  • 目印:海を見渡せる高台にある、元食堂の建物

まとめ

白川里奈さんが大船渡で始めた『休み処 かわ喜』は、家族の絆と故郷への思いが詰まった温かなラーメン店です。

父が守り続けてきた味、三陸の恵み、そして地域の人々との交流。
そのすべてが、訪れる人の心をそっと癒し、笑顔にしてくれます。

「故郷を元気にしたい」

その願いは、今日もいっぱいのラーメンとなって、誰かの心に届いています。

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